イラスト制作に特化したパソコンがリーズナブルに! オススメPCスペックまとめ

イラスト制作に特化したパソコンがリーズナブルに! オススメPCスペックまとめ

デジタルイラストを描くなら、本格的な作業環境を構築したいですよね。

では、2Dイラストを不便なく描けるPCとは何でしょうか?

 

特にゲームや映像・3D制作をやるわけでもないのに、オーバースペックのPCを買うのは財布への負担が気になるところ。購入するなら目的に合わせて買うのが一番です。

 

今回はPC初心者向けに「2Dイラストレーター向けのPCスペック」をテーマにまとめてみました。新年度に合わせてPCの購入を検討されている方も、是非参考としてご覧ください。

 

 

イラスト制作には受注生産(BTO)パソコンがオススメ

Pc

(画像引用元:News2u.net)

 

2Dイラスト制作が目的であればBTOパソコンがオススメです。

 

BTOとはBuild To Orderの略で意味は「受注生産」です。必要なPCパーツを自分で決めて注文し、それに合わせてメーカーが組み立ててくれます。その為、2Dイラスト制作をする上で必要なスペックを構成することが可能に。そして、自作PCを作りたいけど難しいと思う方や面倒くさいという方にとても便利な購入方法です。

 

必要なパーツだけを購入する分、家電量販店などで売っている「決められたスペックを持つPC(従来の完成品PC)」より安く買うことができます。

 

それでは2Dイラストレーター向けのBTOパソコンを購入するにあたって、どのようなスペックがいいのでしょうか。

2Dイラスト制作に必要なCPUとは?

CPUはPCの「脳」みたいなもので、CPU選択に失敗するとスクロールやペンの動きが遅くなったりと制作中にストレスが溜まります。WEB向けの2Dイラスト制作だけであれば最低でも『intel core i3』クラスストレスを感じたくなければ『intel core i5』クラス以上のCPUを取り付けると良いでしょう。

 

イラスト・漫画の印刷を目的とするならば、データが大容量になりやすいので『intel core i7』を選んだ方が快適です。

2Dイラスト制作に必要なストレージとは?

ストレージとはソフトやファイルなどのデータを保存する場所です。HDDという単語を見たことがありませんか? それがストレージです。

 

パソコンに内蔵しているストレージにはSSDとHDDの2種類があります。SSDは動作が早く快適ですが、大容量を買うにはお金が掛かります。対して、HDDはSSDより動作が遅いですがSSDより安く買えます

 

快適に作業しつつ、保存容量も欲しい場合はSSDにOSやペイントソフトなどのアプリケーションを入れて、イラストデータなどはHDDに保存する使い方がオススメです。制作作業を快適にしつつ、保存容量を気にせず活動できます。

2Dイラスト制作に必要なメモリとは?

メモリとはPCの「記憶」と呼ばれる部分です。よく「作業机」と例えられています。机が狭いと作業が不便で、広いと快適ですよね。つまり、「メモリ量が多い = 机が広い」イメージです

 

つまり、メモリが少ないとPCの動作が不安定になり、スムーズに作業することが難しくなります。WEB向けの2Dイラスト制作であれば、最低4GB印刷を行なう場合は最低でも8GB予算に余裕があれば16GBにしておけば大丈夫でしょう。

2Dイラスト制作に必要なグラフィックボードとは?

グラフィックボードはPCの画像処理を行う部品です。グラフィックボードの性能が低いと画面表示が遅れてしまうので、作業効率に影響を与えます。

 

ですが、映像制作や3Dゲームなどをしないというのであれば、高スペックなグラフィックボードは必要ありません。2Dイラスト制作には大きな影響を与えないからです。但し、Photoshopでは一部機能の高速化に貢献しているようです。

 

▽Photoshop でグラフィックプロセッサーを活用するには

https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/kb/photoshop-cc-gpu-card-faq.html#topic-1

2Dイラスト制作に必要なモニターとは?

「モニター」つまり、PCディスプレイです。「TN」「VA」「IPS」と3種類ありますが、これはIPSを選びましょう。IPSは色彩が鮮やかでイラスト制作に向いているモニターです。

 

さらに、液晶にはグレアとノングレアという2つの種類があります。違いは画面の光沢の有無です。グレアは光沢がある分、綺麗に見えますが長時間見続けると目が疲れやすいです。ノングレアは光沢がない分、鮮やかさではグレアに劣りますが、目が疲れにくいです。

 

ディスプレイのサイズは20インチ以上がオススメです。小さい画面を長時間見続けることは目の疲労に繋がるというのと、ある程度大きな画面の方がイラストも描きやすいからです。

必要なソフトだけ入れよう

BTOパソコンのメリットは自由にパーツを選べるだけではなく、ソフトも自分の必要なものだけを厳選してインストールできます。

 

量販店などでPCを買うと、メーカーが事前にソフトを入れている場合がありますが、全てが必要な訳ではありませんよね。メーカー製品はそのソフト費用も上乗せされているので、余計なものがないBTOパソコンのほうが購入費用を安く抑えられます。

 

抑えられたお金でまずは、Adobeの『Photoshop』やセルシスの『CLIP STUDIO PAINT』などの必要なイラストソフトを入れましょう。

快適な作業環境を構築しよう!

今回は初心者向けにPCスペックについてまとめました。

2Dイラスト制作に必要な環境を整えることで作業効率がグンッと向上するので、買い替えや新たに購入を考えている方はBTOパソコンで検討してみるのはいかがでしょうか。 

 

参考

http://www.mouse-jp.co.jp/abest/clip-studio/

https://www.pc-koubou.jp/pc/sence_infinity_clip_studio.php

http://xn--bto-nc4bun3b1h8k.com/mokuteki/manga.php

http://xn--bto-nc4bun3b1h8k.com/mametisiki/graphic.php

http://ekaku.seesaa.net/article/292127558.html

http://xn--bto-nc4bun3b1h8k.com/mokuteki/manga.php