映えるポーズを描こう！二人で自撮りしているキャラクターイラストの描き方

2024.01.16

本記事では、SNSで注目を集めるような「映えるポーズ」を紹介していきます！

今回は、書籍『映えポーズ』Chapter7より「二人で自撮り」！二人で自撮りを行うシーンは仲の良さが際立つイラストとなります。写真に写るため密着させることを意識するだけでなく、どんなポーズを取らせるかを考えるのが楽しいポーズです。

特に、CLIPSTUDIOPAINTの３D機能を使えば、難しいポーズのアタリも簡単に分かるようになります。

▼目次
・流行りのポーズの描き方
・ほっぺをつまむポーズの描き方
・ピースする二人の描き方
・座って自撮りする二人の描き方

流行りのポーズの描き方

よくある写真撮影のミームのポーズ。ポイントは３つあります。

１．密着感を出す

体だけでなく顔を傾けて密着感を出すことです。

２．手で感情表現しよう

ポーズを取ってない手は少し絡ませておくと、仲の良さがでます。メインとなる手以外はほったらかしになりがちなので、感情が読み取れるように考えてみましょう！

３．コントラポストを意識しよう

腰回りはコントラポストを意識して、足を内股にしました。女の子っぽさを強調しています。

ほっぺをつまむポーズの描き方

並んでいる人物たちの仲良し度合いをアピールできるポーズです。可愛いアイドルや推しのイラストを描くときにもおすすめの構図にもなります。

1．少しフカンのアングルで描きましょう。

自撮り写真を撮る際、小顔に見えるようにスマホを高い位置に持っていくため、フカンのアングルを意識することで、自撮りしている様子をリアルに表現できます。

2．キャラクター同士の顔を近づけて描きましょう。

今回はキャラクター同士の髪が重なるように描いていたり、互いの手を使って小顔効果を狙うような構図にしたりと、キャラクター同士の隙間をなくすことで仲の良さが伝わるポーズになります。

3．自撮りなので、手をフレームの外へ描きましょう。

手前に腕を伸ばすことで、絵の奥行きを出すことができ、説得力がでます。

ピースする二人の描き方

友人同士で自撮りしている無邪気なポーズです。ピースサインはキャラクターの性別に関わらず使いやすく、表情と合わせることでイラストのシーンの明るさやキャラクターの個性をあらわすことができる汎用性の高いポーズです。

1．手前の人物と奥の人物の立ち位置を考えて描く

一人が前の方に、もう一人が少し下がった位置に立っているように描きます。自撮りをする際、基本的には手前にいる人物がスマホを構えることが多いので、そのように描くのが自然です。

2．大きめに描いてイラストの奥行きを表現する

先述のほっぺをつまむポーズ同様、イラストの手前に来る手は遠近感をつけて、大きめに描くことでイラストの奥行きを表現します。手前の男性の顔はもう一人の人物に寄せるように描くことで、仲の良さと顔がよく映るように自撮りする自然な感じを表現します。

3．人物の立ち位置をイメージして描く

奥の人物は身を乗り出しているような感じで、もう一人の人物に近づけて描きます。先ほどのイラストでは頬をピッタリと寄せ合っていましたが、こちらでは前後に立っている感じを出すことで、より自然な自撮りのイラストになります。

座って自撮りする二人の描き方

続いて、ベンチや屋上など並んで座っている時の自撮りポーズのポイントを紹介します。

1．スマホの位置を考えて描く

今回は座っている状態のため、フカンではなく目線の位置でのイラストです。手前の人物がスマホを持ち、自撮りをしています。この時スマホは手前の人物が持っており、手前の人物に対して正面からではなく、斜めからの角度でスマホを構えている想定です。

先述のイラストはフカンのイラストだった為、手が画面の外にある程で大きめに描きましたが、今回は目線の場所に手がある想定なので、ちゃんと描こうとすると顔が隠れてしまったり、手が大きくなり過ぎてしまったりと視線誘導が上手くいかなくなります。その為、今回は敢えて手は描かず、フレームの描写をいれることで自然な感じにしています。