知っているだけで上手く描ける 夏の服のコツ
2019.08.30
yaki*mayuさんのシリーズ「知ってるだけで上手く描ける 服装のコツ」最終回。この講座ではいろんな服装を描く上で、「事前に知ってるだけで、作画力がアップする知識」を紹介してきました。
描き慣れない服装で悪戦苦闘されている方や、服装の作画をワンランクアップしたい方は是非ご一読下さい。
最終回では「パンクファッション」を描くコツをご紹介します。今までの”知ってるだけで上手く描ける 服装のコツ"シリーズ第7回「夏服のコツ」、第8回「浴衣のコツ」、第9回「ロリータファッションのコツ」もチェックしてみて下さい。
▼目次
それでは、今回のテーマである「パンクファッション」のコツを見ていきましょう。
ベルトを描くときは、留め具の部分を立体的に描くだけで上手に見えます。
パンクファッションでよくあるダメージを描くときは、消しゴムで消してから線画を描くと簡単に作れます。
<ダメージの描き方>
この描き方は、ソーシャルゲームの破けた服の差分イラストを描くときなどにも便利ですので、是非活用してみてください。
黒と白と赤で塗ってみたけど地味になってしまった場合は、模様を入れるとパンク感が増し、イラストが華やかになります。
模様はストライプや市松模様、チェックなどがよく使われます。
CLIP STUDIO PAINTを使用している場合、チェーンを描くときは素材を活用すると簡単に描けます。しっかり描きたいときはアタリとして活用してみましょう。
こちらの記事で素材を紹介していますので、是非使ってみてください。
またCLIP STUDIO PAINTには、チェーン以外にもチャックなど様々なダウンロード素材がありますので、色々探して見ると良いでしょう。
これらを利用して、パンクファッションのイラストの完成です!
パンクファッションにも色々あるため、今回紹介した中で自分のイラストで活用できそうな内容がありましたら是非使ってみてください。
それでは、いままで「知ってるだけで上手く描ける 服装のコツ」シリーズを見ていただきありがとうございました。次回からは新シリーズになります!乞うご期待!
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フリーランスのイラストレーター。萌系イラストを中心に主にソーシャルゲームなどのキャラクターデザイン、スチル、カードイラストなどのお仕事をいただいております。晋遊舎「デジ絵の文法」「イラストレーションスーパーテクニック」での執筆、ホビージャパン「スーパーデフォルメ構図集 ラブラブ編」でのコラムの担当など、絵の講師としても活躍させていただいています。