「あざとカワイイ」無気力キャラの秘密はコレ! ハッカドール3号 描き方講座
2015.10.16
DeNAが運営する、スマートフォン向けニュースアプリ。
マンガ/ライトノベル・アニメ・ゲーム・声優・キャラクターグッズ・コスプレ・VOCALOID・特撮・BLの9ジャンルの、サブカルチャーに特化したニュースを扱う。
ユーザーを楽しませている機能のひとつは、一定の記事読むとご褒美として貰えるエンドカード。アプリに登場するメインキャラクターの描き下ろしイラストであることも。
▼可愛いキャラクターとパロディ要素で早くも話題沸騰中!アニメ公式サイトはこちら▼
今回はの記事、DeNA『ハッカドール』担当:岩朝氏のインタビューを元にキャラ設定をいかした 「冬限定のスペシャルエンドカード」の制作ポイントに迫ります。
など、冬イラストで使えるテクニックが盛りだくさんです。
冬らしい色合いは、室内と室外で大きく変わります。
あったかそうなセーターや暖房器具など、柔らかそうな衣装や暖かそうな小道具を配置して暖かな雰囲気を演出します。カラーも暖色系で、シルエットもやわらかなブラシ処理を使うと良いです。
冬らしい透明度の高い空、湿度が低い寒くて乾いた風、雪の表現など、室内とは対照的に寒色系でパキパキした色づかいが多いです。そこにコートを着たキャラクターなどを配置し、例えば白い息などをブラシで描くと、寒そうに見えると思います。
絵のタッチにもよりますが輪郭線は黒や茶系ではなく明るい色で描き、線画と塗りと馴染ませるのがポイントです。特に冬の衣装で頻出のマフラーやファーなどの毛の製品は、表面がつるつるしていないため輪郭はパッキリせず、若干ボケたような形に見えます。
輪郭をキャラクターの肌や固い物体と同じような実線で描くのではなく、輪郭をあまり意識しないように塗りになじませてあげることで自然に仕上がります。
また毛皮や皮は非常に複雑な色合いを持ち、光も反射の角度でさまざまな色を返すため奥深い素材です。綺麗に塗るとかなり印象的なイラストになりますので、是非チャレンジしてみてください。
現実の世界ではコートを着るととても着膨れしますが、イラストでは着膨れしないように注意しましょう。アニメなどのキャラクターは実際の人間の頭身に比べ、足が非常に長いです。現実世界のコートのバランスよりも、ウエストをより高い位置描くと格好良くなります。
また、忘れがちなポイントは、コート自体に重みがあること。コートの腰周りは身体のラインにそって広がり、その下はストンと地面の方向に落ちているような形状になります。重さを意識して描くと、素材の現実味が増します。
イラストではボタ雪(水分を含んだ重い雪)を描く事はあまりなく、多くがパウダースノーのような空気を多く含んだ軽い雪だと思います。あまり色や形をのせず、雰囲気重視で軽めに描いたほうが結果として印象は良くなると思います。
また雪そのものは光りにくいですが、積もった雪面や氷は光を反射しやすいです。太陽光を光源に、雪面をサブ光源として照り返しをうっすら描くと、雪や氷の繊細さが表現できるので試してみてくださいね。
「ハッカドール THE あにめ〜しょん」
2015年10月2日(金)よりTOKYO MX/B S11/AT-Xにて放送中!
【STAFF】
原作:ハッカドールチーム(DeNA)
監督・キャラクターデザイン: げそいくお
シリーズ構成:真衣沢かなと
脚本:佐藤裕(TRIGGER)
音楽制作:DIVEⅡentertainment
制作スタジオ:Creators in Pack
制作協力:TRIGGER
【CAST】
ハッカドール1号:高木美佑
ハッカドール2号:奥野香耶
ハッカドール3号:山下七海
【放送情報】
TOKYO MX USAT枠 10月2日(金)23:00~
BS11 USAT枠 10月4日(日)25:00~
AT-X 10月4日(日)23:15~23:25
【主題歌】
「Touch Tap Baby」/ハッカドール(高木美佑、奥野香耶、山下七海)
公式HP: http://hackadoll-anime.com/
公式Twitter: https://twitter.com/hackadoll_anime
公式PV:
© DeNA/ハッカドール THE あにめ〜しょん製作委員会
ハッカドール:
君にシンクロするニュースアプリ