現役アートディレクターが選ぶ!エフェクトの描き方 参考サイトまとめ
2015.10.09
の基本、人体デッサン。
全てのイラストの基礎となり、将来イラストレーターなどのクリエイターを目指す方は必ず練習しなければならない項目です。両腕の長さが異なったり、手の形に整合性が無いなど人体のプロポーション(バランス)が取れていないと、不自然さが際立ってしまいます。
今回は、MUGENUP のアートディレクターが選ぶ人体デッサンに役立つサービス&書籍をご紹介します。サービスや書籍を使いこなして効率的な人体デッサンの上達に励みましょう。
キャプチャ引用元:「ANATOMY NEXT」(https://www.anatomynext.com/)
人体のバランスや構造に関しての資料が非常に豊富なサイトです。
3Dモデルを使い、顔や骸骨を360度の視点から見られるコンテンツ
230ページの大ボリュームで写真やイラスト、3Dモデルを通して人体全身をチェックできるコンテンツなど、豊富な内容が魅力です。特にオススメしたいのは、筋肉をブロック形状で表現した資料。人体の形状が単純化されているので、イラストを描き始める際にアタリを取りやすくなります。
キャプチャ引用元:「ANATOMY NEXT」(https://www.anatomynext.com/)
▽ANATOMY NEXT
キャプチャ引用元:「figg」(http://figg.jp/category/360)
『figg』はフィギュアの情報まとめサイトです。
デッサンの資料としてオススメしたいのが、カテゴリのひとつである「360°対応」です。アニメやゲームのキャラクターフィギュアを360度全方向から回転させて見ることができます。
キャラクターフィギュアの頭身は、実物の人間と比べ手足が長く、頭が小さいです。フィギュアを研究することで、デフォルメキャラクターを描く際に使えます。またフィギュアはキャラクターが引き立つ魅力的なポーズが多い為、様々な角度からスケッチすることで魅力的な立ちポーズが覚えられます。
▽figg 「360°対応」
キャプチャ引用元:くるくる画像(http://kuru2.jp/sample.html)
figgの「360°対応」と同様に被写体を様々な角度から見ることができるサービスです。
くるくる画像の特徴は、フィギュアのだけではなく、靴やバックなど日常的なアイテムが充実している点です。アオリやフカンでみることもできるので、難しい構図を描くときにも活用できます。人物だけはなく、物の形状も資料を見ながら自然な描写を研究する際にもオススメです。
▽くるくる画像
自由に構図やポーズを設定できる3Dのデッサン人形を扱ったフリーソフトです。
人体をなかなか上手に描けないという方にオススメです。3Dモデルを調整して、その上から描くことでプロポーションの崩れを抑えることが出来ます。自撮りでは取れない構図や、特別なポーズが必要な時に使ってみましょう。
こちらの3Dモデルはデフォルメされているので、漫画やアニメの表現をする際に参考にしやすいです。モデルのパーツが意図しているデザインと異なる場合は、頭部や胸部、脚などの形状をモーフィングすることができるので、様々な形状に調整できるのも特徴です。
▽デザインドール
http://terawell.net/terawell/?lang=ja
キャプチャ引用元:A.ルーミスの絵画技法書 pdfファイル置き場(http://loomis.sblo.jp/)
複数のMUGENUPのアートディレクターが絶賛するA・ルーミスの絵画技法書。「この技法書をもとに練習して上手くなった」と言う意見も多く、人体の描写の入門書としても使われています。人体や顔の構造、パースの取り方など絵の基礎が詰まっています。
書籍として販売されていますが、著作権が切れているためPDFを無料でダウンロードして読むことができます。ダウンロード版は英語で表記されていますのでご注意を。
▽A.ルーミスの絵画技法書 pdfファイル置き場
絵の基礎理論が詰まった初心者にオススメの本です。人体の構造はもちろん、色や構図、遠近法などイラストの基礎知識がまとめられています。
デッサン力のアップの鍵は、とにかく練習すること。
サービスや書籍を有効に活用し観察や描写力を鍛え、イラストをぐっとレベルアップさせましょう。