はい!という訳でこんにちは。Web漫画家のやしろあずきです!
上の漫画にもある通り、最近は複数ある連載と共に外に出なければならない仕事も多く、どうしても原稿をする時間が確保できないという問題に悩まされていたんですよね。
担当編集に相談しても冷たくあしらわれます。何なんだお前。
そんな中、今回はなんとWindows 10内蔵の小型タブレット「raytrektab」を頂くことができるお仕事を受けさせて頂きました!!!サードウェーブさん大好き。
なんとこの「raytrektab」、今はデジタルで絵を描く大半のクリエイターが使っているといっても過言ではない『CLIP STUDIO PAINT』のシリアルコードも入っていて、すぐに使えます!※ DEBUT版が付属されています。
まさにクリエイターのためのタブレットと言っても過言ではないわけです!
遅延もなくペンの筆圧も勿論あって、スムーズにイラストが描けます。トーンだって貼れちゃうぞ!!
……勿論貰ってそのまま持ち逃げする訳にはいかないので、この記事ではraytrektabをガッツリ使ってレビューしていく為、raytrektabを持ったやしろあずきの1日に密着し公開しようと思います!!!
題して『raytrektabって実際どうなの?Web漫画家が1日使い倒してみた!』
※ 本記事は株式会社サードウェーブのPRにてお送りいたします。
▼目次
やしろあずきの1日のスケジュール
さて、そんな訳でraytrektabと共に過ごす1日がやってまいりました。
今日のスケジュールはこんな感じです!
やはりタブレットは移動中や外で使うこと想定のため、外でのお仕事や用事が多い日をあえて選んでいます。家から出ない日はマジで1歩も出ないからな……
この状態だと図にあるとおり家にいるときにしか原稿ができません。その癖当日締め切りが2本ほどあります。わかりますか?これが死です。
しかしこの状態に「raytrektab」を投入することで――
移動時間などにも原稿ができるようになり、こうなるのではないか???という期待を込めて、いざ行ってみたいと思います!!!
サイズ的に本当に持ち運びやすい。
その① 起床~作業
さて、起床です。
まず朝起きたら軽くシリアルなどを食べて、筋トレをします。
ちなみに年があけてから、この筋トレをさぼっていたら体重が4キロほど増加してました。継続性、大事。
そしてシャワーを浴びてすっきりしたらさっそく仕事開始です。が、この日は午前中から取材があるのでゆっくり原稿なんかしていられません。
なので、本日締め切りの原稿をチェックして、多少筆を進めた後に泣く泣く家を出る準備を……普段ならするのですが!!!!
今回はこいつがあります!!!!raytrektabゥ~~~~~~~~!!!!!!!
出先で原稿の続きができるようにまずファイル共有サービスに原稿データを移します。
そしてraytrektabもWi-Fiに繋ぎ、ファイル共有サービスに入れておいた原稿データを取り出します。
これで原稿データの移動は完璧です!
raytrektabはiOSやAndroidではなくWindows 10が入っているので、普段家で使っているパソコンと同じように扱えるのが本当に便利だと思いますね。
これで準備は完璧です!いざ外出!
全然関係ないんですが家を出ようとした瞬間に三角コーンが家に届きました。クソが。
その② 取材先へ
取材先へタクシーで向かいます。僕が住んでいるのが多少辺境なこともあり、取材場所の都内まではちょっと長旅です。
普段は、この時間はスマホをいじるか、宇宙と一体化して人類の根源について知を深めることぐらいしかすることがないのですが……
今日はraytrektabがあります!!!!
多少の揺れが気になりますが、しっかり固定しておけば問題ありません。
はい!!!移動時間中でペンをいれることに成功しました!!!やったぜ!!!
いつもは何もできずにいた時間に原稿ができるってマジで最高。
その③ 取材途中
取材です、これは漫画ではなくライター作業の取材なので、しっかり相手の話を聞きつつも、どのような構成にしていくかを考えなければなりません。至ってマジメです。
そして、こんなときにも空気を読まず催促を送ってくるのが担当です。
知らんわ。なんなんだお前は。
しかし催促される僕も悪いのは事実。ここは1つraytrektabで原稿してやろうじゃありませんか!
トイレで。
という訳で取材の合間を縫って色塗りを多少することができました!!!
その④ 移動 タクシーの中で作業! できる!
次はニュース番組の撮影のため都内のスタジオに向かいます。もはや自分がなんの職業なのかよくわからなくなってきました。
ここではもう1本の締め切りが迫っている原稿を進めます。
ペン入れまでは終わっていたので色塗り作業です。
個人的に移動中などはペン入れのような細かい動作を必要とする作業より、塗りのほうがやりやすいです。僕の塗りが適当だからかもしれんけど。
その⑤ ニュース番組撮影
そして本日最後の外仕事、番組撮影です!生放送なので緊張しますが、それ以前に本日議題となるニュースの意味が1つも理解できていないので緊張以前に泣きそうです。なんでここに呼ばれてるんだろう。
撮影の休憩時間などにもraytrektabで原稿を進めます。一気に色塗りを進めるのと、スタジオにWi-Fiがあったので修正指示などを見つつ写植(漫画のセリフのことです)の打ち直しなどもしています。
Wi-Fiがあればどこでもネットも見れますし、メールチェックだってできます。便利。
そしてついに原稿が1本完成!!!外にいる間に原稿が終わったの、生まれて初めてかもしれません。感激。
そのままraytrektabを使いメールで担当者に原稿を納品します。原稿の初めから終わりまでraytrektab1台ですべてできるってことです。
え?ここはどこかって?トイレです。
人に絵を描いているところを見られるのが嫌なのでどうしてもトイレに行ってしまうんです。わかってくれ。
その⑥ 交流会
撮影後、近くで開催されている交流会に顔を出します。この日は漫画家の方や有名な方がたくさん集まっている場所に来ました。オーラで溶けそう。
ちなみに漫画家含めフリーランスの人はよくこういうパーティーに顔を出します。なぜならずっと1人で仕事をしていて寂しいからです。みんな仲間が欲しいんだ。
このパーティーでは、さすがに原稿はできなかったのですが、せっかく作家がたくさんいることですし少しだけ触ってもらいました、皆さん『ペンの筆圧が思ったより高性能』『全然ストレスなく描ける』とか『普通に同人誌が最初から描けそうだし、出先でのネーム作業にもちょうどよさそう』などとポジティブな感想をドシドシ言ってくださったんですが1人だけ『やしろあずきの手に米粒がついていて汚い』とネガティブな感想がありました。
マジでついてた。ごめん。
その⑦ 帰宅中 タクシー
帰宅中です。普段はこの時間は爆睡するんですが、今回は運転手にめちゃくちゃ道に迷われているためにガン起きしてます。寝てたらどっかの山奥に連れていかれそうだし冗談じゃないです。
こんなときにもraytrektabを使って地図を表示し、運転手にナビをすることもできます。便利!!!!!便利なんだけどマジで運転手が不安。帰りたい。
結局なんとかなったんですが、眠気が飛んでしまったので最後の原稿の塗り作業を行います。車内が暗くてもraytrektabが明るいので全く問題ありません。
その⑧ 帰宅後、ベッドとかで作業!すべて終わる!
長い1日を終えてやっと帰宅です。お風呂に入ってスッキリしましたが、まだ今日が締め切りの原稿が1本残っています。
担当からの催促もヒートアップしていますね。
ですが体はボロボロ、一刻も早く横になりたいと訴えかけてきています。
この状態で今から椅子に座り、液タブに向き合うのは至難の業です。そんな心の強さを僕は持っていないし、もし持っていたら出社するのがだるいという理由で会社を辞めてません。
なので普段の僕であれば布団にダイブするのですが……
今回はこいつがあります!!raytrektab!!!!!!!!!!!!!!!
そう、raytrektabは外で作業するときだけでなく、家で椅子に座って作業をする気じゃないときも助けてくれる存在なんです。
実際に座って原稿を始めれば進むけど、その座るまでが中々大変だって人、結構いるんじゃないでしょうか。そんなとき好きな場所でパッと取り出し、ゴロゴロしながら仕事ができるraytrektabの存在はかなりモチベーションに関わってくる気がします。
そしてついにもう1本の原稿も完成し、ベッドの上で入稿完了しました!これで今日はゆっくり寝ることができます。
毎度のことながらこの解放感はたまりません。
担当編集にも脱稿の知らせと今の解放感を共有したところで、今日の仕事はおしまいです!!
そしてせっかくなのでraytrektabで描いた原稿を1本載せておきます!
raytrektabで描いた原稿。もう1本は権利的に直接載せるのはNGなやつなので許してね。
raytrektabと1日を終えて
と、いう訳でraytrektabと過ごした怒涛の1日が終わりました。
成果としては、この日はほぼほぼ外にいたのにも関わらずなんと原稿を2本も終わらせることができました!!これはraytrektabがなければありえないことですね。
ちなみに充電ですが、raytrektabのはAndroid端末と同じケーブルで充電ができるので、僕は常に使っているモバイルバッテリーで充電をしていました。
外での使用中に充電がなくなってきて、コンセントがあるカフェに緊急退避……なんてこともなく、どこでも充電できるので便利です!
これまでだったら家に帰ってきてから原稿をはじめ、結局朝までかかって提出し、そのまま、また外への取材やなんやに向かう……という完全徹夜コースでした。これを続けていたら確実に死にます。しかし、今回はraytrektabがあったことにより、外にいる間も効率的に原稿を進めることができ、綺麗に徹夜を回避することができたのです。
僕が徹夜をするときは大体こういった「外での仕事が多く原稿をする時間が夜にしか取れない」日なのですが、徹夜は本当に危険です。正常な判断力を失い、事故など死の可能性が普段より確実に上がります。
つまり、raytrektabがあることで徹夜をしなくて済む=raytrektabがあれば死なずにすむ。という結論に至りました!!
raytrektabの使い心地について
使い心地の面でも、前述した通りペンの筆圧も違和感なく効いていて普段と全く変わらない作画が可能だと思います。
また、僕が普段描いているような漫画や同人誌のようなトーンもガッツリ使う作業でも、読み込みときに多少のカクつきがみられるぐらいで作画やトーン作業自体は全くストレスなく行えました。
つまりネーム→ラフ→ペン入れ→仕上げまでやろうと思えばraytrektab一台でできてしまう訳なので、例えば一週間ほど旅行に行っていたとしてもraytrektabとネット環境さえあれば家にいるときと変わらず仕事ができてしまうのです!漫画家でよかった。
勿論、タブレット端末なので自分好みのカバーやアクセサリなどを見つけてカスタマイズする楽しみもあります。キーボード付きのカバーは作画の際にショートカットして活用できるのでオススメです。
そして最後に気になる価格なんですが……なんと49,800円(税込)という低価格!!!
これ、本当にPC内蔵と液タブの相場価格を知っている人ならびっくりするぐらいのかなりのお手頃価格なので、プロの方は勿論、趣味の同人誌を描く際にちょっと出先でも作業してみたい……という方にも十二分に活用できると思います。絶対元は取れる。
ボーナスステージ『raytrektab VS 母親』
さてさて、ここまでraytrektab について実演も交え熱くPRをしてきたのですが、結局のところ普段からPCをそこまで触らない、絵を描かないような人でも使いこなせるのか?という点が気になっている人も少しはいる気がします。
という訳で最後に特別コーナーとしてサクっと『例のあの人』に登場してもらいましょう。
そう、一部に根強いファンがいることで有名なやしろあずきの母親です。
最後に母親にraytrektab を触ってもらい、その感想を聞くとともに特別にイラストも1枚描いてもらいましょう!
母親「軽い」
はい、めちゃくちゃ持ち方に不安を感じるのですがraytrektabの重量は約400gと、女性でも軽く持ち運べるのが良いですよね。
マジでその持ち方はやめろ。
という訳でさっそく母親にイラストを描いてもらいました
母親曰く「紙に描いているみたく自然に描ける」とのこと、これは僕も感じたことで、筆圧がしっかりしているので本当にスムーズに筆が入るんですよね。
普段からパソコンで絵を描かないような人もそういうので、実際にraytrektab がイラスト、漫画向きだということがわかってもらえると思います!
さて、それでは最後に母親に描いてもらったイラストを公開してこのPR記事を締めたいと思います!!どうぞ!!
僕の人間としての尊厳が終わったので、記事も終わろうと思います。さようなら。
『raytrektab』の詳細を知りたい方は以下のボタンからどうぞ!
Wacom feel IT technologiesを搭載した筆圧感知ペン付き8インチタブレット。
4096階調の精細な筆圧感知とレスポンスの良さは、まるで本物の紙に描いているようななめらかな描き心地を感じさせてくれます。