キャラクターの年齢、立ち位置を狙う
ゲームやアニメ内では、キャラクターの役割、職業、性格などに応じて頭身を意図的に変えることが可能です。
この記事では「若い女性キャラ」をベースに年齢やポジションによる違いや、その頭身を選ぶ意図について考えてみましょう。
8歳〜12歳
小学生程度の年齢で、ロリキャラに該当することが多い年齢とも言えます。無邪気さ、幼さ、愛らしさを前面に出すと良いでしょう。
現実世界の12歳は、人によっては大人びていますがゲームやイラストのジャンルでは「妹キャラ」や「マスコット的な存在」としてキャラクターデザインを求められることが多いです。
その為、現実より多少幼いイメージで描くと良いでしょう。頭身は4頭身〜6頭身などがおすすめです。
13歳〜15歳
中学生程度の年齢です。可愛らしさに加え、若々しさを求められます。
13歳〜18歳の描き分けはゲームやアニメのテイストやキャラクターの設定に左右されますが
15歳以下:子供らしさを残す
16歳以上:大人っぽさを出す
というイメージを持っておくと良いでしょう。
16歳〜18歳
高校生程度の年齢です。ゲーム、アニメ、漫画などで主人公のポジションになることも多いですね。
大人ではありませんが、意識的に「大人っぽく」デザインするのがポイントです。
体型は、ほぼ成人女性に近づけてしまって良いでしょう。顔立ちは20歳以上の大人キャラよりは子供らしさを残すイメージです。
20歳〜24歳
20歳を超える年齢設定は「大人キャラ」として捉えて良いでしょう。
「お姉さんポジション」を求められることが多い為、クールで落ち着いた雰囲気やセクシーさを強調していきます。
25歳〜30歳
お姉さんポジションに加えて「職業」や「役職」での地位が付随することが多い年齢です。
例えば
- 沢山の手下を従える女海賊
- 学園物での教師
などが考えられます。
20〜30代のキャラクターはセクシーな体型を強調するケースが多くなります。また、12歳以下の若いキャラクターに高い露出をさせるのは倫理上の観点から避けることが多いというのも特徴です。
これからは描いたキャラクターと頭身のバランスが合っているか一度改めて考えてみると、絵の幅が広がるかもしれませんね。